8月25、26日に中災防近畿センター主催のKYTトレーナー研修(トレ研)にコーディネーターとして参加しました。トレ研のコーディネーター役は8月は2回目です。
コーディネーターは2日間にわたって12名程度の1チームの実技指導を行うとともに、実技前に参加者全員に対し手法説明とモデル演技を分担して行います。
今回の私の役割は、ワンポイントKYTのモデル演技、ボードKYTの手法説明、ゼロ災チームミーティングのモデル演技でした。それに加えて今回は特別に、「わたしとゼロ災運動」と題する体験発表を指名されていました。事前に配布資料を作成し準備をしていましたが、私にとっては大役で、かなりプレッシャーがかかっていました。
またレールセキュリティから、小川社員に受講してもらいました。全国産業安全衛生大会での私の発表で、RSミーティング(ゼロ災チームミーティング)のモデル演技をしてもらうことにしましたので、急遽の参加です。
「わたしとゼロ災運動」の体験発表を含めて、役目を何とか果たして2日間の研修が終わったときは、心底ホッとすることが出来ました。
毎回この研修を通じて多くの気づきを頂き、また一歩ゼロ災運動の体得が進んだことを感じています。
受講者の皆様、コーディネーターの皆様、中災防の事務局の皆様、
お世話になり、ありがとうございました。

3チームでの実技指導
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「わたしとゼロ災運動」体験発表
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実技中の小川社員
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「トレーナー研修を受講して」:小川凌平

研修に参加する前は、研修についていけるか心配で緊張していましたが、研修が始まると会社でやってきたことが多く、思ったほど苦労はありませんでした。
受講しての感想は二つあります。一つは指差し呼称やSTKは大きな声ときびきびした動きがあってこそ、他の人から安全・安心と感じられる、つまりお客様から信頼されることになるということです。
二つ目はすべての活動で他人の意見を聞く大事さと、それゆえ会社で取り組んでいるゼロ災チームミーティングの重要性でした。異業種の方ばかりでしたので、1ラウンド「どんな危険がひそんでいるか」で、全く想像しない意見が続出したからです。自分の見方を絞ってしまうことは、思い込みともいえるわけで危ないことだと気づきました。ですからゼロ災チームミーティングはコミュニケーションが取れ、危険のポイントを共有化しやすいと思えました。
入社するまでKYTは全く知りませんでした。社内研修を受けてもなかなかピンと来ないで苦労していました。
二日間研修を通じて多くのことを学び、気づき、意識を高めることが出来ました。
先輩受講者と較べると役不足と思いますが、今回の研修で分かったことを現場の方々に伝えていきたいと思います。
参加の機会を与えていただき、ありがとうございました。

トレーナー研修修了証
小川トレ研修了証

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