7月12日(日)のRS会議で、赤倉社員、福本社員、吉原社員の3人がJR西日本京都土木技術センター所長の後藤田 育司様より表彰状を頂きました。
これは6月24日に東海道本線西大路・桂川駅間の桂川橋梁の鉄桁塗装修繕竣工検査の見張中、作業携帯電話端末が「切断警報」を鳴動したので、工事管理者に速報し、作業グループを線路外に退出させ、触車を未然に防止させた事に対するものです。
作業携帯電話端末は従来の無線機に代わって本年5月から一斉に導入され安全度が向上されたものですが、機械ですから時々故障や取扱いに伴うトラブルが発生しています。その場合は現場の重要な保安体制が破れた訳ですから、直ちに列車を抑止するように指導されています。
しかし実際には異常時に列車を抑止する状況は滅多に発生しません。ですから訓練を受けていても瞬時に列車抑止の対応をすることは、かなり勇気のいることです。それが適切に出来たことに対する、所長からの表彰でした。
以前は列車を止めることに対する鉄道工事関係者の躊躇の心が大きく作用していたような感じもあったようですが、今ではJR西日本様の鉄道工事従事者の命を守る取り組みも大幅に意識変革があり、適切に列車を抑止した場合には推奨事項として表彰を受けることもあるようになっています。
当日は赤倉社員が先方見張員、現場見張りは吉原社員、隣接線見張が福本社員という体制でした。作業携帯端末の「切断警報」が鳴動したとき、先方の赤倉社員の行動が最大のポイントです。
後から事情を聴くと既に当該作業線には列車が見えてきたそうです。すかさず赤旗を頭上で振りながらかざし列車方向に走ったそうです。列車は赤倉社員を50m位過ぎて停止し、重大事故は防止されました。
今後ともRS社員全員がこのような対応が取れることを望んでいます。
赤倉さん、福本さん、吉原さん、ありがとうございました。

後藤田所長より表彰状受賞
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表彰状
赤倉表彰状_convert_20150714112128

社員とともに記念写真
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